初代Mac ProはEl Capitanの夢を見たか(備忘録)

El Capitanへの登頂

環境設定に昔ほどワクワクしなくなったのは人として枯れてきた兆候かもしれませんが、後日リカバリするかもしれない時のための個人的な備忘録。

グラボがEFI対応のGeForce 8800 GTに差し替えてあるのは内緒(^。^)

El Capitanへの登頂
El Capitanへの登頂

Macを守るために絶対に忘れてはいけない設定

スリープした時に、Mac Pro (1st Gen.)で採用されているFB-DIMMが焼損しないよう、スリープモードをディープスリープ(ハイバネーション)に設定する。

sudo pmset -a hibernatemode 25

現在のスリープモードを確認する。

pmset -g

やる気を出すため、Ricty Diminishedをインストール

Homebrewを準備する。途中でCommand Line Toolsをインストールするよう言われたら画面表示に従う。

Ricty Diminishedをインストール。caskの使い方が変わっていて少し戸惑った。

Mac Pro (1st Gen.)にRicty Diminishedをインストール
Mac Pro (1st Gen.)にRicty Diminishedをインストール

初代Mac ProはEl Capitanの夢を見たか(その3)

最終形態まであと一歩

初代Mac ProでEl Capitanを動かすという悲願は達成。ただ動いただけでは意味がないので、使えるレベルに引き上げるためにもう少し手を加えます。

一つ目はグラボの交換。El Capitan環境では画面描画が目で追えるほど(笑)遅かった標準のGeForce 7300GTをRageon HD 5770に交換しました。Windows用を転用したので表示がHD 5000になってしまうのは仕様(´・ω・`)

Mac Pro (1st Gen.)のグラボを交換
Mac Pro (1st Gen.)のグラボを交換


二つ目はメモリの増設。計8スロットを埋めているメモリから512MBの4枚を抜き取り、4GBモジュールを2枚追加。計16GBにしました。初代Mac Proは2GB×8=最大16GBが公式の情報ですが、ネットの情報では4GB×8=最大32GBまでいけるようで、今回4GBのメモリもきちんと認識されました。

Mac Pro (1st Gen.)のメモリを16GBに増設
Mac Pro (1st Gen.)のメモリを16GBに増設


これでProを名乗れるレベルになってきたでしょうか(^^;

まだまだ上はあるけどね

初代Mac Proをカリカリチューンするなら、メモリを最大の32GBにしたり、4コアXeon(R)に改装したり、豊富なHDDベイを活用してRAIDを組んだりといった道が残っていますが、これで最終形態にします。用途とコストパフォーマンスを考えるなら、このあたりに落ち着きそう。

メインで使うMacはMacbook Proですが、外出が極端に減った今のご時世ではデスクトップがやはり使いやすいですね。なぜか姿勢が良くなって肩こりも減りますし。

最後に、お約束のTime Machineを設定して完了。頼もしい援軍が加わりました。

Mac Pro (1st Gen.)はEl Capitanの夢を見た!
Mac Pro (1st Gen.)はEl Capitanの夢を見た!

初代Mac ProはEl Capitanの夢を見たか(その2)

単なる趣味で終わらせないために…

鳴り物入りで迎えることになったMac Pro (1st Gen.)ですが、正統にリカバリしただけでは趣味の置物になってしまいそうです。Snow Leopardも登場から10年以上経っていますし、いくらパッケージがかわいくても仕事で使うにはいろいろと無理があります。

巨大な筐体にふさわしい働きをしてもらうためにも、El Capitanの夢を見せてもらいたいですねー。

手始めのLion

まずはOS X 10.6 Snow LeopardをOS X 10.7 Lionにアップデートします。いや、必要ないかもしれないですが、いまだにLionが購入できることからすると、公式にサポートされる最終版は入手しておくのがマナーといったところでしょうか。(ちなみに、2021年2月現在、Mountain Lionも購入できます。)

購入後 2日ほどでAppleからコンテンツコードが送られてきましたので、App Storeに入力してLionのインストーラをダウンロードします。

Mac OS X Lionインストーラ
Mac OS X Lionインストーラ


インストール自体は特にこれといったこともなく完了。ただ、やはり古いOSということもあり、Safariで開けるサイトにも限界があるようです。初代Mac Proを有効に活用するためには、El Capitanの夢を実現させるしかなさそう…。

BootCampでWindows 10 (x64)

公式にサポートされるMac OS Xの最終版とはいえ、このままでは単なる趣味で終わってしまう…。なんとか仕事に使えるマシンに仕立てようと、Mac OS定番のBootCampでWindows 10をインストールすることにします。

初代Mac ProはEFIが32ビット云々の話がありますが、Windowsについてはx86/x64問わずインストールができるようです。ただし、WindowsサポートソフトウェアはBig Surが動いているMacで最新のものをダウンロードし、BootCamp上のWindowsにインストールできるようUSBメモリなどに保存しておきます。

というわけで、Windows 10 Pro (20H2)のデュアルブートに成功。GeForce 7300 GTもきちんと認識されます。

BootCampにWindows 10 Pro (20H2)をインストール
BootCampにWindows 10 Pro (20H2)をインストール
BootCamp上のWindows 10 Pro (20H2)でGeForce 7300GTを認識できた
BootCamp上のWindows 10 Pro (20H2)でGeForce 7300GTを認識できた


BootCampでWindowsの最新版が動くようになった初代Mac Pro。息を吹き返したように見えますが、コレジャナイ感が圧倒的に強い…笑。リストラ対象の熱い視線を吹き飛ばすためにも、やはり……。

夢が叶う

さて、まずはスクリーンショットをご覧ください!

Mac Pro (1st Gen.)でMac OS X El Capitan起動!
Mac Pro (1st Gen.)でMac OS X El Capitan起動!


キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

途中経過をすっ飛ばした状態ですが、ついに初代Mac ProでMac OS X 10.11 El Capitanが動きました! ググること数日、再起動することウン十回、ついに夢が叶いました。グラボが64ビットEFIに対応していない7300 GTのままなので表示がおかしくなっていますが、見事に起動しました。PagesやNumbers、Keynoteも使えます!

これはもう、今なおネット上に残されている先達の挑戦の記録のおかげです。感謝です。最悪の場合は起動不能になることを覚悟で臨んだ部分もありましたが、いじり倒したMac Proはこんな状態になっています。幸せー(・∀・)

いじり倒したMac Pro (1st Gen.)
いじり倒したMac Pro (1st Gen.)

グラボの限界

標準のGeForce 7300 GTでEl Capitanが動いてくれることに驚きですが、やはり重たい! お世辞にも快適とはいえない状態です。

いよいよ最終章に入りますかー!?

古いPCを使い続けたくなる理由(DELL XPS 630i その4)

SLIやめました

グラボをSLI構成にするか迷っていたところ、ヤフオクに面白い出品を発見…。

GF-GTS450-E1GH
GeForce 8800 GT 512MB×2
DELL AGEIA PhysX 物理演算カード

まとめてジャンク扱いの格安出品。GTS 450と物理演算カードは取り外すまでは正常だったとのこと。SLIハーネスも付いているようなので8800 GTが2枚のうち1枚でも動けば掘り出し物! ということで競ることなく落札。先日無事に届きました。

さっそく8800 GTを1枚ずつチェック。1枚はどうやら正常。やったー!
もう1枚はおそらくVRAMがお亡くなりになっている感じ。いつか部品取りに使うかもということでそのまま寝かせておくことにします。

では、SLIを組んでみます!

XPS 630i nVIDIA GeForce 8800GT SLI
XPS 630i nVIDIA GeForce 8800GT SLI


結果は……

【悲報】ブルースクリーン…… ((((;゚Д゚)))))))

色々調べてみましたが、2枚とも単品では正常に稼働するのでSLIハーネスが怪しそう。もともとSLI構成で購入した本機も数年で1枚が壊れたことからして、SLIは無理があるのかも。これ以上確認できないので正常だった8800 GTは保守用に温存しておき、1枚構成での運用に決定。気を取り直してSLIと排他構成になる物理演算カードの増設に挑戦します。

物理演算カードを増設しました

今では単品での入手が困難なAGEIA PhysX 物理演算カード。現物を手にするのは初めてです(*゚▽゚*)

XPS 630i PhysX物理演算エンジン
XPS 630i PhysX物理演算エンジン


いざ、装着!
パフォーマンス・アップを予感させる補助電源ハーネス。

XPS 630i PhysX物理演算エンジン装着
XPS 630i PhysX物理演算エンジン装着


認識…ヨシ!

XPS 630i デバイスマネージャーで確認
XPS 630i デバイスマネージャーで確認


ドライバ…正常稼働、ヨシ!

XPS 630i AGEIA PhysXエンジン
XPS 630i AGEIA PhysXエンジン


デモアプリで確認すると、ソフトウェアロジックに比べて動きが速くなるのが分かります。効果出てますねー。

そもそも物理演算カードというものは、対応したゲームなどで衝突判定の演算を高効率化する(…と認識している)というゲーミングPCあるあるなパーツなので、普段の業務にはまったく恩恵がありません。このパーツはXPS 630iのバリューアップと「ときめき」の分野ということで笑

ESAコントロールパネル

8800 GTや物理演算カードの調査のため、リビジョン違いのドライバを取っ替え引っ替え試したこともあって、最後に改めてWindows 10をクリーンインストールし直しました。

その過程で得た収穫がこれ。

XPS 630i ESAコントロールパネル
XPS 630i ESAコントロールパネル


新たなESAコントロールパネルを発見しました。なんと、ESA対応のマザボを識別してライティングコントロールの設定ができる!(その2)で導入した「.NET Framework 3」が必要な「Alien FX for XPS」を使わなくてもライティングコントロールが可能になりました。

残すところ、Core 2 Extreme改装だけ!?

古いPCを使い続けたくなる理由(DELL XPS 630i その3)

いろいろと誤解していました

オーナーズマニュアルで仕様をながめていて、ふと気づいてしまいました。

XPS 630i オーナーズマニュアル(仕様)
XPS 630i オーナーズマニュアル(仕様)


「最大搭載メモリ 8GB」……あれ?

メモリを最大容量に交換

メモリスロットは1GBのDDR2ですべて埋めてあったので、てっきり最大まで積んでいると思っていたら、なんと2GB×4の8GBまで積めることが判明。DELLのサポートサイトで購入時の構成を調べてみたらこんな感じ。(サービスタグって便利!)

パーツナンバー説明数量
WK007DIMM,1G,667M,128X64,8,240,1RX84

8GB積まなかったのは予算の都合だったのかBTOで選択できなかったのか記憶にありません(/ω\)
当時はWindows XPだったので4GBで十分と考えたのかも。いずれにしても朗報ということで、さっそく全スロット2GBのモジュールに交換します。

左が取り外したモジュール、右が交換するモジュール。

XPS 630i メモリを4GBから8GBに交換
XPS 630i メモリを4GBから8GBに交換


キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

4GB→8GBの効果ははっきりわかりますね。起動の速さやWindowsの操作感がまったく変わりました。

起動用HDDをSSDに交換

メモリが8GBになった途端、ますます普段使いに耐えられるパフォーマンスが出てきました。もはや「ときめき」だけではなくなったので、お次は定番のSSDへの改装。

XPS 630i やはりSSD化
XPS 630i やはりSSD化


2.5インチSSDを3.5インチ変換マウンタにセットして、それをハードディスクマウンタにセット。両面テープで固定でも良かったのですが、この辺りはきっちりしたい性格故…。

実はここでもう一つの誤解が解消されました。XPS 630iはUSBメディアからのブートができない(というか、USB接続のFDD以外では起動しなかった)と思っていたのが、ブータブルUSBで作成したWindows 10 Pro (20H2)が見事に起動。正真正銘のクリーンインストールができました。あースッキリ!

通電、再び

この期に及んで蘇生させてしまったXPS 630i。主たる開発用途には物足りないですが、そこは適材適所、実使用に耐え得るPCに仕上がりました。テレワーク主体の今ならますます心強い!

こうなったら、残るはSLI復旧とCore 2 Extreme改装しか残されていない!?